222番目はグルジアより
ハチャプリ!です。
ハチャプリとはチーズの乗ったグルジア版のピザのこと。上写真はアジャリ地方のハチャプリで、アジャルリ・ハチャプリと呼ばれます。
上のはハチャプリの中でも独特な形で有名なのですが、実はグルジアで最も一般的な形のハチャプリはこちら。
イメルリ・ハチャプリ。ピザと違うのは中にチーズが入っているというところ。
イメルリ・ハチャプリにはカハの思い出しかないw
ご機嫌損ねたわたしにカハが渡したハチャプリ・・・。
下の記事にスヴァン人の凄さがぎゅっと。
首都・トビリシにはハチャプリの専門店があって、地方のいろんなハチャプリを集めたお店がありました。
アジャルリ・ハチャプリにはベジタリアン用だとか、赤インゲン豆味だとか、いろんなバリエーションが用意されていました。
この形を見て思い出すのがトルコのピデというパンです。
切ってあるのでわかりにくいですが、同じように舟型をしているのです。グルジアの丸っこい舟に比べると、トルコの方が細い舟。
グルジアはキリスト教の一派であるグルジア正教徒が多いのですが、アジャルリ・ハチャプリのあるアジャリ地方にはムスリムが多く住んでいます。
それはトルコ国境に接しているから。
そう考えると名前は違えど、似た食文化を持つのもごく自然のことのように思えます。
しかしコーカサス、特にグルジアは強烈な国でした。ハチャプリ売るのも、この売り方はなぁ・・・ハチャプリ吊ってるしw