147番目はブルガリアより
バニッツァです!
バニッツァとはチーズの入ったパイのことです。
このパイが私たちの知っているパイとは少し違っていて、食感も味も違います。もっと薄くてあっさりした味。
それにカッテージチーズのようなチーズが入った食べものです。
ブルガリアでは朝ごはんに食べることが多く、こちらはホステルでいただきました!
わたし、実はこの時高熱にうなされていまして。ホステルの朝ごはんに随分と救われたのです。
熱が出ているから、外出もしたくない。ずっと寝ていたい。だけど食べないと栄養が・・・
そんなわけで朝ごはんは貴重でした。バニッツァも食べ比べもできておらず、この一回だけで・・・
このバニッツァという食べ物。隣り合った国々と似通った食べ物の一つです。
ブルガリアではバニッツァはこんな風に売られていて、わたしの食べたカッテージチーズが入ったもの(こちらが定番)だけではなく、味のついたコメだったり、キャベツとネギが入っていることもあります。
こちらはマケドニア。わかりにくいですが、下段の右に写っているのがバニッツァに似た食べ物のブレクです。ブルガリアの時のように棒状ではなく、細長く伸ばしたもので丸を作って焼いています。
今度はボスニア=ヘルツェゴビナ。これは同じように細長く伸ばしたものを鉄板にまっすぐ詰めています。
ボスニア=ヘルツェゴビナやマケドニアはひき肉入りなんかもありましたが、パイ生地はやはり同じものでした。
陸続きで、歴史を辿ると同じ国だった時代もあるので、似通った食文化があるのも当然ですね!
しかし形がそれぞれで並べてみると面白いです!