2018年 11月 07日
究極のフードリスト500 86.餃子(中国・北京)
86番目は中国・北京より餃子です!
日本では焼き餃子がスタンダードなのに対し、中国では水餃子が多いのは広く知られたところです。
広東料理の小籠包に対して、北京では餃子が・・・
と思っていたら、この本には写真が小籠包になっている!
英語では餃子でも、小籠包でも、肉まんでもなんでも粉モノで包まれたものは"dumplings"と呼ぶせいでしょう。
しょうがないけど、スクリプトはしっかり餃子の説明をしている分、悔やまれます!
アジア、東欧圏は、英語で言うところのダンプリングがいっぱいです。
それぞれに名前があり、レシピが違います。しかし、近くから影響を受け、ダンプリングがそれぞれの地で発展し、独自の食文化として確立したことは言うまでもありません。ユーラシア大陸はつながっている!
東アジアも中国の水餃子、日本の焼き餃子、韓国のマンドゥ。
そして、チベットのモモ。
ネパールのモモ。
そして、イベントでも作ったグルジアのヒンカリ。
ロシアのペリメニ。
By Ewan Munro - Flickr: Bob Bob Ricard, Soho, London, CC BY-SA 2.0, Link
ポーランドのピエロギ。
これらをすべてひっくるめて、”ダンプリング”と呼ぶのはなんだか勿体無いですよねぇ。
ピーマンからチリ、胡椒まで、すべてペッパーと呼んでしまうのもなんだか寂しいと思うのです。
反対に、西欧では呼び名がたくさんあって、日本語ではどれを指しても一種類しか呼び方がないことも然りなのですが、食べ物に関しては圧倒的にアジアは強い気がします。
アジアに世界の人口が集中しているのも、この食の豊かさゆえであることは間違いありません!