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カンボジア旅・サンボープレイクック遺跡へ

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2017年に世界遺産に登録されたサンボープレイクック遺跡に行って来ました!

アンコール遺跡とは違い、今回は縁あってこちらでローカルガイドをコーディネートしていらっしゃる日本の方に出会うことができたのでツアーに参加です!

コンポントムから車で移動です。およそ30キロほど離れています。

サンボープレイクックは7世紀、日本では聖徳太子がいて、大化の改新がおこる少し前の時代にイシャナヴァルマンという王様がここに都を作りました。当時はイシャナプラという都市の名前で呼ばれていました。アンコール朝よりも前の時代です。


遺跡の敷地内に入っていくと、一番有名なこの遺跡とご対面です。

なんという植物の生命力、緑との共存がなんと美しいことか。
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見る方向を変えると、表情を変え、それもまた美しいのです。
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アジアや南米はゆるキャラ作りが上手い!という私の持論があるのですが(w)、これはこの頃からすでにそうなんだ!ということを悟りました。
悟ったのがこちらの遺跡です。
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細部に注目すると・・・
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窓から手を出して、ニョキッと顔が出ているのがわかります。
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下にもこんな感じで。一つ一つポーズや顔も違っていて見応えがあります。細かいところまで、アクセントにいろんな装飾があるのです。
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サンボープレイクック遺跡の特徴は”煉瓦”です。アンコール遺跡は”石”で作られていますが、当時はまだ硬い石に装飾が彫れるだけの技術がなく、煉瓦だったとのことでした。

ヒンドゥー教の寺院として作られた建物です。現在のヒンドゥー教の寺院も屋根が段差上にこんなふうになって、屋根や外壁に装飾が施されていますが、この当時からそうだったようです。
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建物が中心のメインを取り囲むようにあるのですが、建物の形が六角形だったり、四角だったり、規則性がありません。

この謎はまだ解けていないそうです。

そして、それぞれの外壁の面に施されている装飾についても、女性がいたかと思ったら、王様が戦っていたり、宮殿の中で踊っていたりと、規則性がなく、こちらも謎に包まれているとのこと。もはや風化して何があったのか解析できないところも多くあります。
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宮殿のような建物の中、柱の間に人が立っています。
上にも何かがいて、柱の台の下にも中央に誰かが立っています。
一番下には何か小さな生き物・・・?
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建物の下で支える羽の生えた獅子たちです。キリスト教の壁画に描かれた天使のような印象を持ちます。
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これなんか、もっといっぱい人がいて、下で支える生き物がいます・・・!
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風化していて見にくいものもありますが、残っているところを追ってみるのが面白い!緑と一緒に見れるのも美しいし
何より今回はガイドさんがいらっしゃったから、何の知識も解説本も持たず来ても、本当に楽しめました。
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こちらは寺院を取り囲むようにある壁に施された装飾。王様が猛獣をやっつけている絵が続きます。ところが、何枚目かで急にこの場面がすっと消え、全く別の場面になっているそうなのです。それも謎に包まれたまま・・・
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悲しいことに、この壁も一部はベトナム戦争時にアメリカの空襲によって破壊されたそうです。爆弾が落ちた大きな穴も生々しく残っていました。
この写真は穴に枯れ草を盛っている様子です。
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ベトナム国内は条約でこのような空爆の被害に対する補償が出るのですが、ここはカンボジアなので補償は何もないそうなのです。


話は戻って。
寺院の中は天井に穴が空いているところ、ふさがっているところなどあります。天井が筒抜けになっているところは光が差し込み、美しいのですが、内部の風化はないところより進んでいます。
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扉も開いているところ、閉まっているところがあります。これもやはり、謎。
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人々が礼拝にくぐっていたであろう、門が残されています。
門、といっても周りに煉瓦が残されているように、写真にも出てきているような建物があったとされます。それが前後開いていて、建物の中を抜けていくような感じだったとされているそうです。
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門に近づくと、次の門が見えます。
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引いて見てもとても美しい。
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観光客がまだまだ少ないので、静かで神秘的です。
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外に解放度が高いほど、風化が進んでいるのですが、ここの寺院は入り口は一つで、天井は閉じているので綺麗な状態で残っています。
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日本でいう、狛犬のようなものがあります。
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日本の文化は西からやってきたことがよくわかります。生き物が違うだけです。
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ヒンドゥー教はインドで発展した宗教ではありますが、この獅子のヘアスタイルはもっと西の文化から来ているとのことです。
獅子にもこんな強いくせ毛はありえないし、モンゴロイドにはこんな強いくせ毛の人はいない・・・
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お尻が可愛い!
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植物のパラサイトもすごいです。これは地面からではなく、枝に引っかかって成長した木です。まっすぐ伸びているのは幹ではなく、根だからです。
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こちらはシヴァ神!ヒンドゥー教では一番有名な神様です。レプリカらしく、オリジナルはプノンペンの博物館にあるそうです。
時代によって流行があるそうで、この時代は対称であることが流行っていたそうです。
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遺跡のことはほとんど知らずに来たのですが、来たのですが、ガイドさんがいらしたおかげで本当に楽しめたサンボーでした。
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ガイドの吉川さん。何より彼女自身ががこの遺跡が大好きで、そんな彼女から愛を持ってこの遺跡についてお話いただいたので、本当に楽しいツアーでした。オススメです!

遺跡を前に、友人の結婚式のために撮影する若い女の子たち。可愛かったなー。
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サンボー遺跡、これからもっと人気が出てくることでしょう!!



by sahne-miz | 2018-07-03 02:07 | 観る | Comments(0)

広島在住、旅好き人間です。訪問国は70以上。冒険求めて世界中どこまでも。世界の食探検「あかいはりねずみ」準備中です。


by sahne-miz
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