ニューデリーで一泊して、翌朝出発です。
マヤのママが朝ごはんを作ってくれた!マグカップにはもちろんチャイです。
インドのお母さんはスパイスの調合を美味しさだけではなく、身体の健康面も考えているそうです。
チャイが大好きなオーストラリア人が泊まっていて、マヤのママがチャイのスパイスについて朝から熱く語っていました。
さすがアーユルヴェーダの根付く国!
マンゴーが美味しすぎる。
準備を済ませて出発!マヤがUberを呼んでくれて空港へ。昨日来た料金の半分なんですけどww
ローカルを介したらこんなに安く・・・Uberっていうのもあるんでしょうけどね。
エアインディア!チェックイン。ちょっと前に出発が1時間早くなりましたーと事前に連絡があったので
おけおけー!と思い早めに空港へ到着。11時ちょうどの出発予定でした。
チェックインカウンターを探した時に、私の乗る予定のフライトの時間は空白に。というか、多くのフライトが空白でした。
発券してもらうと、搭乗時間が11時50分になっている!
「これどういうことですか?11時出発って聞いてましたよ?」とカウンターで尋ねる。
「遅れまーす!待っててー」あっさり対応。
せっかく早く来たのになーとぼやきながら空港内のwifiを使ってみようとしました。IT国家だし、やっぱり充実しているんだなーと感心しながらこの写真を撮ったのですが。
使えない!
というわけで、また読書などしながら待ちぼうけ。昨日から待ってばかり。
入国審査で待ち、預け荷物が出てくるのを待ち、迎えを待ち、ATMで出金するのを待ち、そして飛行機を待つ。
もうこの時すでに買った本が読みきっていて、2回目も半分過ぎていました。下手に寝れないし。
スーツを着た日本語の雑誌を読む男性を発見。声をかけてみました。
ツアーコンダクターの男性で、これまた遅れた飛行機を待つ男性でした。団体客とは離れた場所で待機しているとのこと。
「国際線はまだマシなんですが、国内線はひどいもんですよ、遅れが。それに勝手にゲートも変えるし、案内もなかったりするので気をつけてください」
えww アナウンスないなんて、どういうことですか!怖すぎる。
だから空港にいる人も掲示板から目が離せない。
これもタイムリーじゃなかったり、情報が古かったり、載っていなかったりするらしいです。
結局、私が乗った飛行機は出発は最終的に3時間半遅れ、ゲート変更が2回ありました。
そして、教えてくれたのがその飛行機に乗る乗客たち。「おーい!ゲート変わるってよ!」と乗客が叫ぶのです。
すぐそばにエアインディアの制服だかを着ている人もいるのにww
急ぎ足で変わったゲートに向かっていると
”私たちはサイレントな空港を目指します”
という空港が作った看板を見かけました。
いやいや、そんな変更が多いなら目指さないでください!と言いたいww
インドぶっ飛んでるー!おもろいなー
エアインディアのシートがツボ!配色が可愛い。
機内食ー。ダールカレーとビリヤニ。サラダにデザート。インドの飛行機はベジミールがノンベジミール(肉)の選択が多いのですが、
自動的にベジミールだったというw
あーあなたはベジミールね、と。どういう判断ですか。事前に何も言ってないし、CAさんにも一言も発していないのに。
まぁいいんですよ何でも。ただ、どういう基準で私がベジミールになったのかだけ教えて欲しかったです。気になる。
当初の予定から3時間半遅れて出発した飛行機でしたが、無事バグドクラ空港へ到着。
バグドグラ空港は軍事空港としての機能もあり、空軍っぽいのもズラリでした。ちょっと物騒。
立地的にも無理はないです。
インドの地形が逆三角形だとすると、三角形の角、東端から細長く伸びたところはチベット、ネパール、ブータン、バングラに囲まれた場所なのです。青丸をしているのがダージリンでピンク色の線が国境線。
ガイドブックで下の地図・黄色丸のバグドグラ空港から赤線を引いたシリグリという街まで出て、そこからシェアジープで緑色の丸をしたダージリンまで行く方法を考えていました。
バグドグラ空港からシリグリまでタクシーで出て400ルピー(700円くらい)、リキシャーで250ルピー(400円くらい)
そこからダージリン行きのシェアジープで150ルピー(250円くらい)。このジープがだいたい所要時間3時間。ダージリン行きのシェアジープは4時くらいには終了してしまうとのことでした。
ところが!飛行機が遅れた影響で、到着したのがすでに4時w 乗れない!
時間に余裕があればシリグリで一泊して翌日ダージリンに向かうこともできたのですが、今回の旅程は5泊7日で、時間に制限もあったので思い切りました。
空港からタクシー!3時間!1610ルピー。2800円!
ガイドブックには2200ルピーと書かれていたので、安くなっていてラッキーはラッキーでした。
シェアジープに乗れないのがアンラッキーですけどねw
ドライバーのカンブーさんはいい人で、並んでいなくてお金の入っている(!)ATMに寄ってくれたり、この周辺の概要を説明してくれたりと飽きない3時間のドライブでした。昼には着くはずだったダージリンがすっかり夜になって(ダージリンは山の中だから余計に暗く感じる)しまったのが残念でしたが。
ダージリンはネパールにも近いので、我々の知るザ・インド人!という顔立ちはどちらかというと少なく、我々のようなモンゴロイドの顔立ちが多いです。カンブーさんもモンゴロイドな顔立ちですが、ヒンドゥーを熱心に信仰していると教えてくれました。
宿の前まで車はつけられないので、途中で車を止めて荷物を持って宿まで連れて行ってくれました。この辺りの人々はインド人でありながらインド人ではない・・・。ネパール人の温かさと素朴さに似ている気がします。
インド人のスゴさはまた、ダージリンから帰ってきたところで書くことになるでしょう。 (すでに空港で十分書いているかw)
帰りの飛行機が昼で、朝早く出なきゃいけな買ったので、時間にビクビクするのも怖く、カンブーさんに帰りのタクシーもお願いすることにしました。電話番号も聞いて、時間も約束してカンブーさんは帰って行きました。
3時間のドライブ、時間を共にして「この人は大丈夫だ」と思えるものがありました。やっぱり私の知るインド人じゃない 笑。
泊まった宿はマグノリアレジデンシー。チベット人でアメリカに住んでいた家族がダージリンに移住して開いたホテルだそうです。
めっちゃアメリカン・イングリッシュ!当たり前ですがw インド人の英語ではなかったので、なんだか新鮮でした。
こっちの部屋の方がグレード高いから、こっち使ったらいいよー料金変えないからーといい部屋を使わせてくれました。ありがたい!
お湯も問題なく、スタッフの対応もとってもいい。向かいに素敵なカフェもある。私には完璧の宿でした。
ニューデリー到着でも疲労困憊だったのに、疲れた身体に鞭打ってバグドグラ、やぶれかぶれでダージリン到着!
やっぱりケチらず、タクシーでここまできてよかったー!と思いながらこの夜はぐっすり眠りました。