スリランカの古都・キャンディ郊外で一晩だけホームステイしてきました!
この宿泊をオーガナイズしてくれたのはカウチサーフィンで知り合ったラビ。我々の世話をしてくれたのはラビのママでした。
トゥクトゥクで30分くらい走り小さな町へ、そしてさらに奥へ、村に向かいます。
山の中にあるラビの家族のお家がこちら。敷地はとっても広く、この裏の山全部なんだそうです。
夜に到着した我々は晩御飯でもてなされました。カレー3種とお米!
箸休め!レンズ豆とサンボル登場。サンボルは緑色の器に入っているもので、ココナツに味付けしている、鰹節ふりかけのような食べ物。
サンボルに興味津々の私のためにもう一つの緑色の器に調理する前のココナツのままのものも用意してくれました。
食べ終わって、お茶を飲みながらスリランカのこと、ママのこと、ここでの生活のことなどを話します。
ママが英語堪能なのは学校の先生だったからです。ラビのパパも素敵な笑顔でしたが、パパは校長先生。職場恋愛で結婚されたんだそうです。
パパとママの結婚式の写真も見せてくれました!!
結婚以来、ママは1泊国内に旅行したことがあるそうですが、それ以上この家を出たくないそうです。ここは井戸もあるのですが、一泊旅行の時でさえもママは1日分の水を持って旅行に出たんだそう。
「ここの井戸水以外の水を飲もうなんて考えられないの。」
お家の建物は豪勢ですが、とても慎ましやかな生活を送っていました。家もほとんど自分たちの手で作ったと言います。
どんな風に暮らしているのかが気になって、少し台所を見せてもらいました。
電気と水道は通っていますが、台所にガスは通っていません。台所は火をおこすところから調理が始まります。
それだけではなく、揚げ物をする場合の油も自分たちで抽出します。裏庭からココナツを取ってきて、シートがかけてある鉄の板の上でココヤシを割って搾るそうです。
スリランカではカレーを食べますが、その時に使われるスパイスやハーブも裏庭から採取して使うそうです。乾燥が必要なスパイスの場合にも、もちろん自分たちで採取して、乾燥させます。
僻地とも言える場所に住まわれていますが、これだけ生活が自立していると、買い物のために街に出る必要もないかもしれません。
夜は半分外のような部屋で眠りました。蚊除けは必須!山の中だから、虫やら爬虫類やら鳥類やらものすごい音!キャンプは砂漠以来でしたが、砂漠には声を出す生き物がラクダくらい・・・
日本とは気候も違うので、聞いたことのない鳴き声も聞こえて、なかなか面白い夜でした。隣にいるむしゅに話そうにも、耳元で言わないと聞こえないくらい、そんな爆音でした!
そんな爆音の中で寝付けないかもと思ったけど、自然の音だからでしょうか、うまく調和して眠れました。
蛍がふわりと蚊帳のすぐ外までやってきたのがとても幻想的でした。
翌朝はママが裏庭を案内してくれました。
ジャングルのよう!
一晩だけのホームステイ、もっと知りたいことや話したいこともあったけど、貴重な経験を得ることができました!ありがとうラビ!ラビのママ!!