樹齢2000年を超える、世界一太い木を見てきました。トゥーレの木(Arbol del Tule)と呼ばれており、昨日記事にも書いたモンテアルバンなどとセットツアーに含まれている場合もあるのですが、我々は単独で向かうことにしました。市内から9キロの距離で、ちょっとお出かけ、な距離です。
オアハカのバスターミナルの外に近郊バスが集まっているところがあります。ここでチケットを車内で売るお兄さんがドアから体を乗り出して乗客を集めます。
「トゥーレの木に行く?」とバスが止まるたびに尋ねて「あっちだ!」「ここで待ってたら来るよ!」など声をかけられ、ようやくバスを捕まえました。
バスは一人6ペソ。片道50円もしませんでした。
教会が見えると、降りるタイミングです。特にきちんとしたバス停というものがなくて、反対車線の下りた辺りで待っていれば帰りのバスが来るよ、とのこと。
早速見えた、大きな木。幹の太さが世界一とは言われるものの、木が大きすぎて幹が見えない 笑。
入場料がわずかに取られます。
樹齢2000年以上、高さは58メートルと大したことないかもですが、体積が816㎥、重さが816トンとボリュームがすごい!
写真に収まりきらない、木の幹・・・一つの木で、森ができている!
圧巻です。口をぽかんと開けて、言葉も出ずこの木を何周かしました。本当に大きいです。
木を離れると、こんなのを見つけました。日本でよく見るやつ。こんなところにあるとは。
実はここ、この一本じゃないんです!もう一つ、すごい木があるんですよ。
これです!少しフォルムが違うでしょう?こちらは樹齢1000年ほどだそうです。
木の種類は違えど、どちらもすごい木でした。そして、どちらの木にもパワーが宿っていることがよくわかりました!
そういうわけで、人はここに教会を作ったのですね。
帰りは待ってもバスが来ないので、一緒に待っていたメキシコ人の男性と連れられ、乗り合いタクシーに乗って帰りました。
こちらの男性もオアハカ市内に用があるらしかったです。バスみたいにいろんなところに止まらないから、あっという間にオアハカに戻りました。
一人10ペソ。80円でした。
なかなかの迫力ある木でした。見に行ってよかったです!