久々、旅のこと!エクアドル続きですー。
エクアドルという国の名前は”赤道”から来ています。エクアドルには赤道が走っています。赤い線が赤道!
地図の通り、首都・キトから赤道は近いので、キトから赤道博物館に行ってきました!
バスターミナルから路線バスでスイッと行けます。バスは40USセントとかなり安いです。小一時間かかりました。
この日はJICAで隊員としてエクアドルに来ているTさん、Nさんと一緒に行くことに。
Tさんはイランの旅の途上で出会い、クエンカでも会ったのですが、タイミングがキトでも合いました。
ちょうどキトでJICAの出張があったらしいのです。Nさんも普段はキトにはいらっしゃらないのですが、同じく出張でキトにいらしたのです。
いろんなオプションがあり、併設してプラネタリウムみたいなのもあったりしますが、我々は赤道記念碑と博物館のコンビチケットを購入。
ムセオパス、6USドルなり。
写真の緑のバンドを手首に巻いて入場します。
記念碑までの道にハチドリが並んでいました。日本ではとても珍しい鳥ですが、ちょっと森に入ると、この辺りではハチドリくらい、ってな感じでたくさんいます。
記念碑、見えました!
”E”というのはスペイン語でeste・東という意味。東側は表だったので、記念撮影している人がたくさんいました。
ところが裏側"O"スペイン語でoeste・西に回ると人がほとんどいない!これはチャンス!と4人で記念撮影を焦ることなくのんびり楽しみました。南半球と北半球をまたいで記念撮影! コンビチケットを買っていたので、記念碑の中の博物館に入ってみます。
博物館の中の展示は正直、そんなでもなかったですが、登りきった先の景色が良かったです!
赤道記念碑の周辺にアトラクションがあるくらいで、それ以外は荒地のような雰囲気があります。
博物館のゆるキャラを見逃せなかった!!
南北の半球をまたいだからこその科学実験器具もあったのですが、どれもこれも故障中だったり使い方がわからなかったり・・・。
まぁいいんです。いい景色が見れたから!
アルムエルソ!スペイン語でお昼ごはんのことです。
スープ。
ごはん。この2つで7USドルもしました。アトラクション内で食べるのはお高くつくのは世界共通。普段なら、これくらい4ドルくらいで食べられます。ダブルプライス。ま、しょうがないですよね!
食べる前からお腹ペコペコだったにもかかわらず、けっこう長く待たされたんですが、この日は4人だったので、話もしていたりで時間をやり過ごすことができました。しかし待ったなぁ。30分以上は待ったんじゃないでしょうか。
昼食後、実はこの赤道記念碑、現代の精密機器を使うと微妙にずれているらしく本当の赤道を探しに歩いてみました。
Tさんが携帯アプリのGPSで測ってくれて、それを頼りに歩きます。
ガイドブックでもお馴染みですが、この博物館の中に本当の赤道があるんだそうです。その入り口までは行ってみました。
ここも入場料がかかります。4人の意見一致で入場しないことに決定。
「赤道って別に目に見えるものではないし」
「記念碑見たからもう十分かな」
携帯アプリのGPSでも細かなところまでは測れませんでした。道路に見えない赤道は確かに存在しているのですが、私たちは知らない間にまたいだようでした。
「この辺りのどこかで、本当の赤道をまたいだんだよね」
私にはそれで十分でした。
今みたいに衛星もない時代に、赤道はここだ!と学者たちが測った技術の高さの方が、赤道をまたいだことよりも感動していました。
これだけしかずれていなかったの?と。
そんなことを4人で話しながら帰路につきます。
キトの旧市街に宿を取っていたので、新市街には行ったことがありませんでした。
Tさん、Nさんの宿泊しているところが新市街というので、その辺りに行ってみることに。
オススメのアイス屋さん。大人気です。
ダブルにしてみました。ふふふ。
1人よりも2人の方がいろんな思いを共有できます。今回4人で行ったことで、いつもの倍、いろんな思いを共有した気がします。
赤道は赤道でしかなかったけど、この日はなんだか特別な気がしました。