モロッコ・フェズでの一日。
フェズではユースホステルに滞在しています。一泊ツイン一室、2080円。
あさごはん込みです。パン・オ・ショコラとオレンジジュース。それから飲み物は今日はホットチョコレートにしました。
ユースホステルの宿。
世界一の迷宮と言われるメディナへ向かいます。タクシーでメーター使って100円。
日本人観光客が多いのか、日本語があちこちから飛び交います。
ユースホステルのスタッフが言っていました。
「一歩街の外に出ると、誰の言うことも信じちゃダメ!!ハスラー(詐欺師)がいっぱいいるの。
英語が堪能だったり、ましてや日本語が話せる人なんて、紛れもないプロよ」
ということなので、気を付けます。
メディナの中は地図を見ても簡単に迷ってしまうので、地図は持ちません。気ままに歩きます。
モロッコで買い物するならフェズで!という言葉もあるように、お土産物売りもたくさんです。
フェズは古都です。都だった時代に建てられた神学校・マドラサを見つけたので入ってみます。一人130円。計260円。
フェズのメディナは職人さんがいっぱいいます。
織物の職人
銅を扱う職人
革を扱う職人。
ちなみに牛革を扱うなめし場は勧誘がすごくて、写真撮影に130円。
「彼らはすごく貧しいんだ。」
お金を取る理由にはなっていません。お金は彼らには届かず、勧誘した人のポケットに入っておしまいです。
しかし、革ができるまでの行程はこうやってみることでよくわかったので良しとします。
白×黒、茶色、いろいろな牛の毛が第一段階のところで見えました。
コーナーに人だかりができているお店があります。
なんだかよくわからないけれど、スープを飲んでいる!
ということで、我々もここでひるごはんをいただきます。
立ち飲みスープ屋です。一杯50円、パン付きです。二人で100円。
隣にいるお兄さんが食べているようにして同じように食べます。水は水道水をひとつのコップでまわし飲みしているようでした。
ちょっとこれは遠慮して、自分たちで持参したミネラルウォーターを。
少し広場で休憩です。
小さな女の子が声をかけてきました。どうやらお父さんと一緒にいるようです。
「小さくて静かな綺麗な場所を案内するよ」
はいともいいえとも言わないうちに、この二人はナビゲートを始めます。
大丈夫かな・・・
いつもの心配性です。
人気が少なくなって来た時に、女の子は私と手をつなぎました。
間違いない!!これは・・・ハスラーだ!!!
しかしもう手遅れです。手をつないでいますしね。
仕方ないです。
ふむふむ、まぁ、なかなか悪くないところでは、ある。
「じゃあ次は眺めの良いところに案内しよう」
えーっと、もうこのあたりで私たちは・・・
ガイド代要求です。390円支払いました。
あとからまた彼らに道で遭遇しました。女の子はごほうびにお菓子を買ってもらっているのを目撃・・・。
小腹も空いたので、ドーナツでも。13円。安いです。
ようでした。
途中で、お店が繁盛し出すと、弟くんは急いで店の外に走り出し、パンを買いに行ったのでした。
左が牛ハツのサンド、右がモロッカンソーセージのサンド。計260円。
食事が終わると、甘い物探し。
いつものシュバキア。モロッコのスイーツといえば、シュバキアです。
シュバキア屋さんは小学校低学年くらいの男の子がお母さんとおじいちゃんに見守られながら店番をしていました。
これを2つずつくださいな、と言うと、お母さんに計算を促されているようです。
6ディルハムになると男の子は伝えると、6を今度はフランス語で何と言うか確認されているようでした。
「スィス」と我々に言い、コインが6枚あることを確認したら、笑顔で店内に入って行きました。
三角のお菓子は26円。くるくるっとなっているのがシュバキア、13円。各2つずつ。計78円。
カハワ・カバラ、エスプレッソのことです。130円。
日が暮れて来たので、タクシーでユースホステルに帰ります。130円。
今日も一日楽しい一日でした!