旅行鞄のことなんて全く考えていなかったのだけど、あるときハッと思い出しました。
いつだったかドイツの鞄屋さんで見たのです。
「この鞄のキャスターは○万回転まで耐えられます!!」
と売られている文句を。
一体誰がキャスターの回転数を数えるんだろうと思いつつ、なんかドイツ人らしい売り方だなと感心したのを思い出しました。
そっか、キャスターにも寿命があるんだな・・・
自分の鞄もなんだか気になって見てみると
裏を見ると傷だらけで痛々しい姿。しかもキャスター割れかけてて一部分が禿びている!
私の今使っている旅行鞄はリサイクルショップで1500円で買ったもの。
石畳にひっかかりながら無理矢理ガタガタ引っ張って
少々の段差はガツンと落としたり
荒い使い方にも耐えてくれた、この鞄。
それで1年近く放浪できて、ここ最近の遠方旅行も同伴してくれて、よく働いてくれた!!
ちょっとコイツを今回の旅に連れてくのは不安が大きいので
思い切って買うことにしました。
本当はこういうのに憧れてるけど、さすがに現実味がない。
なにしろ軽い!本当に軽い!
移動手段としてLCCを選ぶ人が増えたことで、重さにシビアな客が多く、ニーズが高いのでしょう。
去年のモデルより150グラムも軽いんです!とスタッフの人が言っていました。
技術は日進月歩なんですね。
バックパッカー出身の人間としては
(10年以上前の自分のスタイル。ベンチに乗ってるのが自分の荷物)
リットルで判断する癖があるんですね。
ちなみに日本人女性(160cm前後)だとバックパックは50リットルくらいが限界、
平均的な日本人男性の体格だと60リットルかなと思います。
それを超えると、どっちが背負ってるのか、背負われているのかわからない感じになります。
欧米人は70、80背負っても普通なので羨ましく見ていた頃もありました。
話はそれましたが、今の自分の鞄探し。
そこそこ容量があって、機能的な鞄が欲しい。
見つけました。右が今まで使ってたやつ、左が今回購入した鞄。
メーカーも全然違うけど、機能的にはほとんど同じ。時代の変遷によって、作りに無駄がなくなっていることがよく分かります。
東急ハンズで購入、カリマーのエアポート ST80という商品です。
キャスターで動かせて、かつ背負える鞄です。
前回はリュックだけ分離できる仕様でしたが、リュックはリュックで別で持ってくので分離できないほうがシンプルで使いやすい。
前のやつはセカハンなので容量は不明ですが(たぶん60後半かな)、今回のは80リットル。
80リットルという量を私に扱いきれるのか、正直不安ですが。
見た感じは大丈夫そうです。
背負うと、人間の方が背負われた感がありますが・・・
カリマーすごい!!なんと雨よけカバーまで付いていました。すばらしい。
あとは重さです。預け荷物は20キロだったり、23キロだったり。
ライアンエアーは15キロというハードルの高さです。
容量があればあるだけモノを入れるからなー。。預け荷物のトラブルは避けられるトラブルなので、それは避けたいところです。