エルサレムも新市街があって、こちらは西エルサレムなのでイスラエルのユダヤ人がたくさん住んでいる地区です。
初めて行った時はちょっとビビりました。役所関係の建物なんですが、銃弾らしき跡が残っているんです。
だけど実際は銃弾に怯える必要もなく観光できました。それはニュースを聞いたりしていた我々としては驚くべきことで、
旅先であったブラジル人はサンパウロ在住で、「ブラジルより危ない覚悟できたけど、実際はサンパウロの方が危険だ」と言っていました。
こんな平和もあります。消防車が来て何事かと思いきや、壁に登って降りれなくなった猫の救出作戦でした。消防車のはしごの上にちょっと見える黒いのが猫です。みんな群がって仔猫を見ていました。
エルサレムでは数日、カウチサーフィンのホスト宅にお世話になりました。ヤロンとネタ夫婦!
イスラエルには日本渡航歴がある人がとても多いのです。兵役が終わって、大学に行くまで1年休みを取って旅に出る人が多いんだとか。
そういうわけで、彼らもその休みを使ってアジアを放浪したことがあるのです!タイから日本に飛ぶ予定だったけれど、ヤロンが骨折して手術を受けなくてはいけないと医師から宣告され、奥さんのネタだけ先に日本に飛び、手術を受け解放されたヤロンはたった3日しか日本を味わえていないんだそう。
また行きたい!!と言ってくれて、ぜひ次はうちらの家に泊まってねーと約束しました。
そんなヤロンとネタとの楽しい思い出がつまった新市街を紹介します!!
ヤロンは飄々としてとても面白いのです。”お気に入りの場所があるから”と言って連れてってくれたのはなんとブティックホテル!
セキュリティーもたくさんあるのが当然で、宿泊客でもないのに入ってしまったイスラエルで貴重な体験です。
ここのソファーが最高にいいんだよなぁ。こんないいのは買えないしさ、時々気分転換にここに遊びに来るのさっ!とのこと。
お金をかけなくても楽しい気分転換なんて探せば自分の周りにたくさんあるもんなんですね!!
屋上からの眺めも最高です。もはや歴史的、宗教的な街だけではないことを物語っている風景です。
そして、4人で街に繰り出します。
夜の街歩きも危険を感じません。とても賑やかです。
さてさて、マーケットの様子をもう少し。
イスラエルのある場所を考えると、野菜ってどうしているんだろうなと思っていたわけです。
あの一帯は主に砂漠地帯ですし、陸路で物流がそんなにあるとは思えない。国境が封鎖されているところが多いですから。
貴重な資源である水を一滴も無駄にしないように野菜を育てる方法を発明し、イスラエルの自給率って93%を誇るらしいんです。私が予想していたこととは真逆で、むしろ空路で野菜を輸出することまでしているんだそうです。
自給率93パーセントを誇る、元気なマーケットです!
やっぱりムスリム地区のマーケットとは雰囲気が違います。