フェズの郊外を観光してきた時のことです。フェズは大きな旧市街・メディナで声を掛けられ、ちょっと疲れ気味でした。
そんなときに行った郊外観光。気分転換になり、とても楽しかったです。
我々はセフロウ(Sefrou)とブハリール(Bhalil)という町のふたつに行ってきました。
このふたつへはモロッコのグランタクシーで向かいます。代替がベンツで白だったりする都市が多いでしょうか。
このタクシーは満員になったら出発するというもので、普通の乗用車サイズなんですが、5人乗りではなく、7人乗りします!前に3人、後ろに4人。
結構窮屈で、背もたれに悠々もたれることはできません。
フェズの新市街方面・スライキというグランタクシー乗り場から出ています。バスターミナルにもグランタクシー乗り場がありますが、それとは違うので要注意。
まずは我々はセフロウへ向かうことにしました。一人150円くらい。30分乗車です。
小さくても興味深い旧市街・メディナが2013年に世界遺産に登録されたんだそうです。モロッコは以前、ユダヤ人が多く暮らしており(また別の時にまとめて紹介します!)一時はモロッコで一番大きなユダヤ人コミュニティーのひとつもあったんだそうです。
途中にアトラス山脈が見えてきて、雪で覆われてとても美しい景色を見ることができました。おかげで窮屈も忘れて見とれていました。
さて、セフロウに到着。
世界遺産に登録されたばかりの町ですが、観光客が少なくてちょっと拍子抜けでした。
確かに旧市街も小さいとは書かれていましたが、本当に小さかったです。
つづいて、ブハリールです。セフロウに行くときにブハリールを通り過ぎたので、来た道を戻る感じです。
同じくグランタクシーで一人90円。
ここはもはや、町というより村に近いくらい小さなところなんですが、洞窟住居があるということとカラフルな街並が楽しめるとのこと。どんな町でしょうか?!
結構山がちな町みたいです。だけど眺めは良さそうです!
郊外は都会と違って時間の流れがゆっくりで癒されるものです。
フェズの商人たちに感じていた疲れも吹っ飛びました!